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- 木村 好美
- 九州大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Does the Longest-Held Occupation Have Any Effects upon the Income of Elderly People?
- カコ ノ ショクギョウ ニ ヨル ロウゴ ノ ショトク カクサ
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抄録
本稿は、過去の主な職業による老後の所得格差について検討を行った。60歳以上の「過去に就業経験があり、現在無職」である男性サンプルについて、「過去の主な職業」と老後の所得の関連を年齢層ごとにみた結果、専門職・大企業ホワイトのすべての年齢層、中小企業ホワイトおよび大企業ブルー、自営業ホワイトの一部の年齢層において平均年間所得が300万円以上の高所得層が存在すること、自営業ブルー・農業はおしなべて低所得であることが確認され、職業的地位により、老後の所得が大きく異なることが明らかになった。さらにMDPREFを用いた分析では、専門職・大企業ホワイト・大企業ブルーが近くに位置づけられ、これに60-64歳における大企業ブルーの所得上昇、70-74歳以外では中小企業ホワイトよりも大企業ブルーの所得が高いという知見を併せると、ブルー・ホワイトという職種の差を超えた、中小企業に対する大企業の優位性が示唆されたと考えられる。
収録刊行物
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- 理論と方法
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理論と方法 17 (2), 151-165, 2002
数理社会学会
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詳細情報
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- CRID
- 1390001205164852224
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- NII論文ID
- 110000511865
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- NII書誌ID
- AN10096921
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- ISSN
- 18816495
- 09131442
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- NDL書誌ID
- 6342922
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可